
今回の提案ルートは、日本海沿岸にルートを持つことにしており、国際ハイウェーが発表された当初計画のように東京・ソウル・平壌・ハルピンを繋ぐ計画とは異なっている。
建設による経済効果を考えると、当初計画では、国防上や建設費の問題もあり、現状のインフラで十分であると考えた。
さらに今回の提案ルートの方が、新たな経済効果の発揮や地元住民の建設促進に対する熱意が高く、早期建設につながると考えた。
日本においては、日本海沿岸の地方にとって、観光を例にとっても、これまでは東京からのお客をいかに引き込めるかといった東京中心の経済であったものが、どのようにして東京・大阪へいってもらうのかといった、地元を中心とした発想となり、大きな経済構造の変革につなげられる。
また韓国においても同様のことがいえる。そして北朝鮮に対しても、日本海側に経済特区を持っており、経済発展が容易となる上、首都平壌から離れた日本海沿岸ルートの方が国防上からも受け入れやすい。
国際ハイウェイベーリング海峡架橋トンネルを含む、環日本海ルートについて
日本・韓国・北朝鮮・ロシアの日本海沿岸にルートを持つことにしており、各海峡には日韓トンネルをはじめとする海底トンネルで繫ぎ、日本海を1周できる環ルートとする。
また、この地域の経済発展をより大きくするために、ベーリング海峡に架橋トンネルを建設しアメリカとも連結させる。